『96分』★★★
(満点は★★★★★)
三寒四温。
春に近づくための儀礼のような天候ですが、雪も混じって、真冬のような日もある1週間。
映画でも観ながら、暖かくしてお過ごし下さい!
さぁ、今週は1本です!
『96分』は、台湾のノンストップ・アクション映画。
3年前、高雄で起きた同時多発テロ。
当時、警察の爆弾処理班として任務に当たったのがソン・カンレンでした。
しかし、爆弾は複数箇所に仕掛けられていて、映画館での爆発は防げましたが、一方の百貨店での惨劇を防ぐことはできなかったのです。
心に傷を負い、警察を辞めたカンレン。同僚だったホアン・シンとの婚約も延期していましたが、気持ちを一新し、前を向いて生きようと決意。カンレンはホアンと自身の母親と共に、3回目の追悼式が行われる高雄行きの新幹線に乗っていたのです。
すると、かつての上司から、カンレンのスマホに連絡が入るんですね。
この新幹線に爆弾が仕掛けられているらしいと。さらに、並走する別の新幹線にも爆弾があると言います。
犯人はこの新幹線に乗っているが、誰だかわからない。その犯人の要求は、3年前の事件で警察が隠した“ある真実”の公開だと言うのです。
実は、身に覚えのあるカンレン。彼の脳裏に、あの日の葛藤がよみがえるのでした…。
どこまで書くとこの映画の面白さが伝わり、どこまで書いたらネタバレになるのかが、ちょっぴり難しく(苦笑)。
タイトルの『96分』は、台北から高雄までの所要時間です。
カンレンは正義心の強い男。ゆえに、3年前の事件の後で警察を辞めています。
しかし、犯人はとにかくカンレンら、警察が許せない。犯人は自分の苦しみを警察にも味わわせたいと逆恨みしているんですね。
列車を止めて探せばいいと思うかもしれませんが、そこにも当然そうはさせない仕掛けがある。
絶体絶命の2台の新幹線。そんな中、カンレンが取った行動は…というお話。
この映画、2025年の台湾映画で興行収入1位だったそう。ハラハラドキドキが好きな方は是非!
ちなみに上映時間は96分ではなく、120分です(笑)。★3つ。
『96分』公式サイト
|